Antique Marbled Canister
ambiant¥29,700
- 19世紀末、南イタリア、プーリア州〜バジリカータ州周辺で作られた食糧保存用壺。
かつてはラードや塩漬けオリーブ、トマトソースなどを保存するため、各家庭の台所で日常的に用いられていました。
実用本位の民窯陶器でありながら、この地に根ざした伝統技法によって施された装飾は、一つひとつがまるで小さな絵画のような趣をたたえています。
素朴な佇まいの中に、職人の技と土地の食文化が凝縮された、まさに南イタリアの民藝を体現する器といえるでしょう。
- Size
- φ8.5 × H15 × W12 cm
- Country
- Italy
- Estimated age
- 1800年代後期
- No.
- AN-5075
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SIZE
WIDTH / 幅
12 cmHEIGHT / 高さ
15 cmDIAMETER / 直径
8.5 cmLocation
Grottaglie, Puglia / Italyプーリア州の小さな町 グロッターリエ は、古くから「陶器の街」として知られています。
イタリア各地の産地が装飾性豊かなマヨリカ焼きへと向かう中で、この街は流行を追うことなく、暮らしに根ざした実直な日用陶器を作り続けてきました。
なかでも、白釉をまとった「ロッバ・ビアンカ(Robba Bianca)」の器や、穀物や油を保存するための壺は、グロッターリエを象徴する存在です。
装飾を抑えた簡素な佇まいの中に、用途から生まれた必然の美しさと、土の力強さが宿っています。
時代を超えて受け継がれてきたその造形は、現代の空間にもすっとなじみ、静かな存在感をもって暮らしを支えてくれます。



























