Grottaglie Spouted Jug
ambiant南イタリアで見つけた、小さな陶製の注器。
白地に茶褐色の釉が流れるマーブル状の装飾は、グロッターリエの民陶にしばしば見られる装飾技法のひとつです。
本品は、時代としては大きく遡るものではなく、比較的新しい時代の作例と思われますが、古さそのものよりも、水彩画のようにやわらかく滲む、涼やかな釉調に惹かれて選んだ一品です。
- Size
- H11 × W9 cm
- Country
- Italy
- Origin
- Grottaglie, Puglia
- Estimated age
- Vintage / modern folk pottery, exact period not specified
- No.
- AN-8075

SIZE
WIDTH / 幅
9 cmHEIGHT / 高さ
11 cmLocation
Grottaglie, Puglia / Italyプーリア州の小さな町 グロッターリエ は、古くから「陶器の街」として知られています。
イタリア各地の産地が装飾性豊かなマヨリカ焼きへと向かう中で、この街は流行を追うことなく、暮らしに根ざした実直な日用陶器を作り続けてきました。
なかでも、白釉をまとった「ロッバ・ビアンカ(Robba Bianca)」の器や、穀物や油を保存するための壺は、グロッターリエを象徴する存在です。
装飾を抑えた簡素な佇まいの中に、用途から生まれた必然の美しさと、土の力強さが宿っています。
時代を超えて受け継がれてきたその造形は、現代の空間にもすっとなじみ、静かな存在感をもって暮らしを支えてくれます。



















