Antique Italian Pot
DETAILS
イタリアの農村で作られた、小ぶりなサイズの両手付き壺です。
上部には飴色の鉛釉がかけられ、下部は素焼きのまま残された素朴な造形が特徴。
19世紀末から20世紀初頭にかけて、農家の台所で日常的に使われてきました。
大きな壺が水やワイン、オリーブオイルの保存に用いられたのに対し、このサイズの壺はより細やかな用途に活躍しました。
たとえば、乾燥ハーブやスパイスの保存、フレッシュチーズをオリーブオイルに漬けて保管する「formaggio sott’olio」、塩や砂糖などの調味料入れ、さらにはオリーブや漬物の小分け保存など。
台所仕事に寄り添う器として日々の暮らしを支えていました。
LOCATION
Southern Italy / Italy南イタリア
Origin
イタリアのアンティーク陶器には、その土地の風土と歴史が静かに刻まれています。
南イタリアの乾いた大地が生んだ素朴な器、北部で育まれた端正な意匠。
ambiantでは、装飾としての美ではなく、暮らしの中で使われてきた「用の美」を備えた器を中心にご紹介しています。
