ambiant
暗い木の卓上に並ぶ、緑や橙、黄の落ち着いた色合いの古いアラバスター フルーツと、文様のある陶器

Alabaster Fruit

アラバスター フルーツは、果実のかたちを石から削り出した、イタリアの古い装飾オブジェです。洋梨や桃、林檎、葡萄など、身近な果実のやわらかな輪郭や色彩を、天然石ならではの質感とともに写し取っています。ambiantでは、イタリア・トスカーナを訪れ、現地で直接買い付けた古いアラバスター フルーツや大理石製のフルーツをご紹介しています。

アラバスター(Alabaster)は、やわらかな白色や半透明の表情を持つ石材で、大理石よりも比較的柔らかく、細かな彫刻や造形に適しています。トスカーナでは、とりわけヴォルテッラ(Volterra)とヴァル・ディ・チェーチナ周辺が、アラバスターの産地と加工の中心地として知られています。ヴォルテッラではエトルリア時代からアラバスターが用いられ、その加工技術は2,000年以上にわたって受け継がれてきました。18世紀末以降には工房による生産も発展し、彫刻や器、室内を飾るさまざまな装飾品が作られるようになりました。

ambiantでは、均一に整ったものではなく、長い時間を経て艶や色味が落ち着き、石肌に擦れや小さな欠け、色の濃淡が残ったものを選んでいます。アラバスター特有のやわらかな透明感を持つものから、大理石ならではの重さや石目を感じられるものまで、一つひとつ異なる表情を見ながら買い付けています。

店頭には、オンライン未掲載のものを含め、常時数種類の古い石製フルーツを並べています。買い付けのたびに種類や表情が入れ替わるため、その時々で取り揃えは異なります。お探しのフルーツがある方は、お気軽にお問い合わせください。